紅麹(べにこうじ)

紅い発酵食品「紅麹」の知られざるパワー

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紅い発酵食品「紅麹」の知られざるパワー

紅麹(べにこうじ)

紅麹の成分と作用

Component and the effect

紅麹の発酵によって
生み出される成分

紅麹菌は、発酵することで赤い色素など新しい成分を生み出しますが、
それが実に独特で、非常にパワーのある成分だったのです。

紅麹の発酵によって生み出される
成分が実にパワフル!

紅麹は蒸した米に紅麹菌(ベニコウジカビ/Monascus属カビ)を混ぜ入れ、発酵させた米麹。発酵によって鮮やかな赤い色素が生まれますが、それ以外にもさまざまな成分が産出されます。しかも、その成分は、かなりパワフル! GABA(γ-アミノ酪酸)やモナコリンKなど医薬品の主成分が含まれているのです。モナコリンKはコレステロールの抑制作用が、GABAは血圧低下、リフレッシュ効果などが知られています。赤い色素成分にも強力な抗酸化作用があり、病気の予防にも役立つ可能性を秘めています。

紅麹菌はデリケート!

とはいえ、紅麹菌は非常に弱い菌で、ある特定の環境下でなければ育たず、さらに雑菌に弱いので培養するのが難しい菌。そのデリケートさから、紅麹を工業的に扱うのは難しいとされてきました。古くから今に至るまで、中国の福建省や台湾、日本の沖縄などの一部の地域でしか作られないのはそのためだといわれています。また、紅麹菌には乳酸菌のように何種類もの菌株があり、それぞれ発酵によって生み出す成分が異なるのです。

紅麹は種類によって生まれる成分が違う!

鮮やかな色素を生み出すことから台湾などで多く使われているのが、M. ankaという種類ですが、日本では、M. rubberM. pilosusM. pubigerusなどの菌種が使われています。特に、M. pilosus (XI-48株)は、モナコリンKなどの成分を多く作るうえに、毒性のあるシトリニンという成分を作らないこともわかっています。近年では、菌株の品種改良も行われています。

紅麹菌(ベニコウジカビ/Monascus属カビ)
紅麹菌(ベニコウジカビ/Monascus属カビ)

モナコリンKが
コレステロールを抑える

血中の悪玉LDLコレステロールを抑える働きは紅麹が作り出す、モナコリンKという成分。実は、すでにコレステロール抑制の薬として使われています。

モナコリンK とは

悪玉コレステロールの合成を抑える
薬の成分でもある、モナコリンK

1979年、東京農工大学の助教授(当時)・遠藤章氏によってコレステロール抑制効果が見つかった成分が、その後の研究によって、コレステロール抑制薬剤(スタチン剤)として発売されました。
その薬の成分が、紅麹に含まれるモナコリンK。
モナコリンKには悪玉といわれるLDLコレステロールと総コレステロール値を下げる働きがあったのです。コレステロールの約8割は肝臓で生成されますが、モナコリンKは、肝臓でコレステロールが生成されるのを抑えるのです。

ただし、善玉のHDLコレステロール値は下がらないため、モナコリンKは、肝臓で作られるコレステロール量を健康な状態へとコントロールする作用があるのではと考えられています。

紅麹摂取によるコレステロールの
抑制効果実験
グラフ

日本臨床栄養学会雑誌 29(4);425-433, 2008

モナコリンKイメージ

モナコリンKがコレステロールの
生成を抑制する

アセチルCoAから始まるコレステロールが作られる過程で、モナコリンKは、HMG-CoAという還元酵素に作用して、コレステロールの生成を抑制。その結果、LDLコレステロールと総コレステロール値を下げるのです。

紅麹色素やGABAも
複合的に血管アプローチ!

紅麹ができる過程で生まれるGABAには血圧を下げる働きがあり、天然の赤い色素は抗酸化作用により、善玉コレステロールを増やす働きが。この2つの成分はそれ以外の健康効果も期待されています。

GABAとは

紅麹に含まれるGABAに
血圧を下げる作用が!

紅麹の発酵過程で生まれる成分のひとつにGABAがあります。GABA(ギャバ)は、γ-アミノ酪酸という、アミノ酸の一種。発芽玄米やカカオなどに多く含まれ、血圧を下げたり、集中力を高める作用があることがわかっています。

GABAには、脳の神経伝達物質として、脳内の血流を良くして脳細胞の代謝機能を高める働きがあるのです。紅麹に血圧を下げる効果があるのは、GABAによるもの。すでにトクホ商品も発売されています。紅麹GABAが学習機能の向上にも役立つというマウスを使った実験結果も報告されており、うつの改善や認知症予防効果も期待されています。

実験

成人男女29名を、紅麹エキス入りドリンクを毎日2本(紅麹27g相当)飲む群と、紅麹の入っていないドリンクを毎日2本飲む群に分け、8週間続けてもらったところ、紅麹エキス入りドリンクを飲んだ群の平均血圧が優位に下がった(出典:久代ら,日腎会誌 38(12), 625-633.1996)。

紅麹エキス入りドリンクを
毎日2本飲んだ群の平均血圧
グラフ

日腎会誌 38(12);625-633, 1996


紅麹色素とは

赤い色素が善玉コレステロールを
増やす? 認知症予防にも期待!

紅麹の赤い色は天然の色素。しかもこの色、発酵過程で、黄色系やオレンジ色系、赤色系の複数の色素が混ざってできた色。これらの色素は、天然の食品色素としてかまぼこなどの練り製品などに利用されていますが、強い抗酸化作用があり、抗炎症作用や抗菌作用があることも判明していて、近年では、善玉コレステロールを増やす作用や、認知機能改善効果も報告されています。

特に、黄色系色素のモナスシンとアンカフラビンは、脳内にβアミロイドというたんぱく質が蓄積することで発症するアルツハイマー型認知症の予防に効果的だと期待されています。

紅麹の色素成分は複数ある。黄色系のモナスシンやアンカフラビン、オレンジ色系のモナスコルブリン、赤色系のモナスコルブラミンなど3種類の色素が混ざり合ってできた色。

固体培養法による製造過程

当社紅麹は、古来からの麹の製造法である「固体培養法」により発酵をコントロールし、均一な品質、雑菌を混入させないクリーンな紅麹を生産しております。
※固体培養法とは米等の穀類に紅麹菌を繁殖させて製造する方法です。

紅麹が血液をキレイにする!

紅麹には、コレステロールや中性脂肪を抑える作用があることがわかっていました。そして、最新の研究では、動脈硬化の真犯人として話題の「レムナント」を抑える効果があることも判明しています。

血の濁り(レムナント)とは

紅麹に、動脈硬化の真犯人・
血の濁り(レムナント)を抑える効果が判明!

血液中にコレステロールや中性脂肪が増えすぎて、血液がドロドロになっている状態が、いわゆる高脂血症。メタボシンドロームの要因のひとつで、放っておくと動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や脳梗塞など死に至る病気を発症します。紅麹に含まれるモナコリンKに、コレステロールを抑える働きがあることはお伝えしましたが、実は、紅麹にはそれ以上の効果があることが、最新の研究でわかってきました。

今、高脂血症の最大の要因といわれ、注目されているのがレムナント。血液中のリポたんぱく(中性脂肪やコレステロールがたんぱく質と結びついた複合体)が分解されてできる残りかすのようなもので、健康な血液だと透明な血漿成分が、レムナントによって白く濁り、これが血管壁にこびりついて動脈硬化を促進させるというのです。そして、マウスを使った実験で、紅麹にはレムナントによる血漿の白濁を改善させる働きがあることがわかってきました。動脈硬化を抑える働きに期待が高まっています。

自分の血の濁り度(レムナント量)を知って
血管の老化にストップ!

自分のレムナント量を知るには、血液検査の総コレステロール値から、HDLコレステロール値とLDLコレステロール値を引いた数値がほぼそれに該当するとのこと。また、その数値とLDLコレステロールの数値を足した値がnon HDLコレステロールと呼ばれており、150以上だとやや危険、170以上は危険とされています。レムナントを下げる方法は、脂質の多い食事を避けて、魚や野菜の多い食生活と適度な運動を心がけること。そう。太らない生活習慣は、血管の老化を食い止めるのです。

男女別コレステロール平均値

紅麹(べにこうじ)Benikoji

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